Mae向きなブログ

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学校にオープンソースを導入しよう!

『「学校にオープンソースを導入しよう!」、IPAが小冊子を発刊』*1というニュースがITmediaに掲載されていた。
以前の日記*2でも、学校ではフリーソフトウェアを使うべきだと思っていたので、よい流れになってきたなぁと思っています。
ただ、*1から『教師の80%がOSSに満足、生徒も順応――IPAの学校実証実験』*3へリンクが張られているのですが、この中で以下のような文章があります。

 KNOPPIXを活用した実証実験では、生徒の78%が「今後もKNOPPIXを使いたい」と評価している。一方で、商業高校の学生は、就職を考えると企業に普及している商用製品を習得したいとして「使いたくない」とする意見が目立った。

商業高校では、就職後のことを考えて商用製品を使用したいとのことですが、自宅での学習を考えると、フリーソフトウェアでの学習がよいのではと思います。裕福な家庭では、学校と同じようなソフトウェア環境を整備できるのでしょうが、そうでない家庭もあると思います。誰もが、手に入れることのできる環境で学校は取り組んだほうがよいと思ってます。

また、学校で学んだ知識・技術だけで、就職先でやっていけるわけではありません。学校では学び方を習得し、社会に出てからも日々、学ぶ姿勢が必要だと思います。そんな観点に立つと、学校が企業が使用しているようなソフトウェア環境と同じである必要はないと思います。