Mae向きなブログ

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脳が変わる生き方

脳が変わる生き方』を読みました。茂木健一郎さんの本は何冊か読みましたが,どれも読みやすいです。読み終えたあと,小津安二郎監督の『東京物語』が観たくなりました。
いろいろ印象に残っていますが,忘れないように箇条書きで書いておきます。

  • 孔子の「七十従心
  • 無記*1
  • 自己批評は自分を高めるためには,どうしても必要なこと
  • ある分野で優れた業績を残す人には,幅広い教養がある。
  • 空白がない―。それは人間の脳にとって,危機的な状況
  • 脳にはオープンエンドという性質がある。

最後に自分の職業柄大切なので,以下を引用しておきます。

 私自身の小学校時代の経験を振り返っても,やはり,子どもたちに一番影響を与えるのは,教師の人格です。国語を教わっていても,算数を教わっていても,理科を教わっていても,道徳を教わっていても,やはり子どもたちは,その教えている先生の人格というものを敏感に感じ取っています。それこそミラーニューロンがあるから,ついつい知らず知らずのうちに,写し取ってしまうのです。
 やはり,最終的に子どもたちを感化するのは人格です。それについては,ごまかしはきかない。いくら知識やテクニックで言いつくろってみても,やはり最後には,人格が子どもたちのミラーニューロンに働きかけて,子どもたちが変わっていくのだと思います。