Mae向きなブログ

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武士道

本書の最後の言葉が印象的でした。

武士道はその象徴である花のように,四方からの風に吹かれて散っていきます。けれどもその香りは人類を祝福し,人生を豊かなものにしてくれるのです。
何年もの年が流れ,武士道の習慣が葬り去られ,その名さえ忘れられる日が来ても,その香りは空中を漂っています。
「路辺に立ちて眺めやれば」,私たちははるか遠くの見えない丘から漂ってくる,その爽やかな香りを,いつでもかぐことができるのです。

武士道 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ2)

武士道 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ2)