学校の授業では、「一斉指導」が当たり前で、それを行うのが教員の役割だと最近まで思っていたのですが、その歴史は、高々百数十年だそうです。今、話題の松下村塾、適々斎塾はそうでなかったことを考えると、「一斉指導」に縛られる必要はないんだなと思えます。
『学び合い』は「一人も見捨てたくない」という願いから生まれた教育の考え方で、それは
- 「子どもたちは有能である」という子ども観と、
- 「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決することを学校で学ぶべき」という学校観
で構成されているとのこと。特に後者は社会で生きていく上でとても大切なことだと思います。この方法が良いとか悪いとかを考えるのではなく、まず、取り組んでみることが大切だと思います。
クラスと学校が幸せになる『学び合い』入門<会話形式でわかる『学び合い』テクニック> (THE教師力ハンドブック)
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- 出版社/メーカー: 明治図書出版
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