勉強することは大切だと思っていますが、自分がスポーツ選手であるわけでもなく、またスポーツ選手を育てる立場に身を置くわけでもないので、今までスポーツ脳を鍛えようなどとは思ったことはありません。なので、この本を同僚から紹介してもらわなければ、まず自分からこの本を手にとって読むことはなかったと思います。そう考えると、本との出会いというのは不思議なものですね。以前より人からお薦めと紹介してもらった本は必ず読むということを大切にしているのですが、今回もその流儀を守ってよかったと思っています。
本書は、サッカーをやっていなくても、またはサッカーの指導者でなくても、どんなスポーツをやっている人でも、またはスポーツをやっていない人でも、すべての学生、社会人にとって学びがある本ではないでしょうか。あらゆるものごとに対して、これをやることが人生に役に立つかとか立たないを考えるのではなく、どうすれば役立てられるかという視点に立つことこそが重要なことなんだと気づかせてくれたような気がします。
- 作者: 小倉勉
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2014/04/26
- メディア: 単行本
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