『渋沢栄一 君は、何のために「働く」のか』を読み始めました。珠玉の言葉をメモしながら読み進めていきたい。「学識があって勉強する船長は、いつも順風を得て航海する」
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「人間は磁石のようなものだ。その人に十分な能力があり人格が立派であれば、ちょうど磁石が鉄を吸いつけるように、自分の力で仕事を吸収できるのである」
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「人はすべて、老年であっても青年であっても、勉強する心を失ってしまえば進歩も発展もなくなる」「机上の読書だけで学問をした気になってはいけない。どれだけ知恵が十分であっても、それを働かせなければ何の役にも立たない」
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「立派な人間は金を得ることを一生の目的や名誉、修正の仕事としてなどいない。彼らの眼中には富の偶像よりも、黄金の魔力よりもなおいっそう高尚な目的があるからこそ、進んでそれぞれの職業を選んで従事しているのではないか」
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梶原景時登場。どこかで見た名前だと思ったら、今年の大河ドラマ #鎌倉殿の13人 の登場人物ではないですか。本書では、「梶原景時の考えはいかにも卑劣で、ほとんど論じるに足りないものだと思う。」と昨年の大河ドラマ #青天を衝け の主役は手厳しいですね。
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昨年の大河ドラマ #青天を衝け を見ていたので、渋沢栄一がどんなことを成した人物なのかは少しはわかっているつもりですが、第2章の「6目的を達するには」を読むでみると、改めて渋沢栄一が近代日本のためになくてはならない人物だったんだと思います。
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渋沢栄一が考える今日の教育について残念に思うこと2つ
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(1)公立と私学とを問わず、一般の傾向として、学問が精神的方面に欠けていると言うこと
(2)その学問の範囲が拡大されたためか、教育の任に適した人材が得られていないということ
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(1)は知識偏重に傾いていること。(2)は明治維新後いっぺんに西欧の文明が輸入された結果、学習時間が短いにもかかわらず学ぶべき科目が多く、教員を養成できていないこと。両者とも現在にも当てはまることではないでしょうか。
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ふだんはけっしてでしゃばらず自分を厳格に抑えていても、必要なときには自分の信じるところを明確に発表するのが、真の謙譲である。
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私が世を渡る上での主義は、ひたすら「国家のことを考える」という点に帰着する。そしてこれはただ自分一人だけの処世の道ではなく、天下の誰であっても、この心をもって世に立つならば絶対に間違いをしでかすことはないだろうと信じている。
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克己というのは人間にとって最も大切なことである。われわれが立派な人間になろうとすれば、まず己に克って私利私欲を捨てるようにしなければならない。
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人間は己を捨て、我を通さないようにしなければならない。これは誰もが忘れてはならない心の習慣であって、それを心がけていれば、つねに正しい道理のうえに立って物事を判断することができ、忍耐の習慣を身につけれられるようになる。
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精神面で日頃から心がけていること。(1)くよくよしない (2)気持ちを切り替えること 60歳以降も健康を保つ方法 (1)30歳から60歳までの生活と同じ調子で活動を続けよ (2)摂生を守れ (3)いつも心を平和に保ち、満足感を味わいながら暮らす
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現代の教育は、「元気」以外のいろいろな頭を作る点では十二分に成功しているから、これに元気な頭を加えたならば、若い時の渋沢栄一でさえ、裸足で逃げ出すような、実に立派な、元気のよい人間ができ上がるのである。
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今日の教育は各人を一様に進ませる機械的なやり方だから、非常に劣った者も出ないかわりに、また非常に卓越した者も出ない。同じ能力の人間をつくりたいという方針の結果として、少々人物が小さくなってきたという傾向があると思う。
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