『脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」』に引き続き,『脳を活かす仕事術』を読みました。茂木健一郎さんの本を読んだのは,『すべては音楽から生まれる (PHP新書)』を入れて3冊になりました。
あとは読んだことを参考に実践するのみなのですが,これが一番難しい。。。
いろいろと印象に残りましたが、少しだけ挙げておきます。
- 小さな出力の積み重ねが能力向上につながる
- 実は「意欲のあるお年寄り」が一番強い
- 思考のリフティングでひらめきをキャッチする
すばらしいアイデアを出すためには「ひらめき」が大切ですが,ひらめきを出すためには,日頃からどれだけ勉強しているか,そして,どれだけ自分の頭で考えているかといった日々の努力が必要。
- 「やりたいこと」と「周囲の期待」を両立させる
これは今の自分に一番参考になりました。僕だけに限らないと思うのですが,「ほんとはこんなことがやりたいのに…,配属されたのは自分が希望していないところだった…。または配属されてみたら自分が思っていた感じではなかった…。というのはよくある話だと思います。こういったときにどうすればよいのかというのを茂木さんが答えを示されています。とても参考になりました!
- 「根拠なき自信」の効果
2009/05/23のクオリア日記の中にも『「根拠なき自信」を持て』とありますね。本を読んで,ブログの意味が分かりました。
- 仕事とは「パッション(情熱&受難)」である
ここでは,茂木さんの好きなイギリスの劇作家であり,小説家でもあるオスカー・ワイルドの言葉を引用しています。
We are all in the gutter, but some of us are looking at the starts.
「われわれは皆,下水溝の中にいるのだが,私たちの何人かは星を見上げている」という意味だそうです。僕も何人かの中の1人になりたいものです。