p80の
じつは私は、書店、とくに大型の書店に行くのがあまり好きではありません。なぜかというと、「世の中にはこんなに本があるのか。ああ、これも知らないことだし、この本もまだ読んでない…」と自分の知識のなさ、学ぶべきことの多さに、ぐったりと脱力感を覚えるからです。
という文章を読んで、自分もそんなところがあるなと共感してしまいました。大人になって読書はする方だとは思いますが、大型の書店で本を選ぶことはせずに、主に人が薦めてくれる本などを中心に読んでいます。
読み始めたら、ところどころに、そうそうと思えるところがたくさんあったのですが、p94の『「厳密に」というルールは相手を信頼していない証拠』が一番印象に残ったでしょうか。あまりにルールを作りすぎて、それを守る、あるいは守らせるのが一苦労という環境はあまりにも息苦しいと思います。
- 作者: 香山リカ
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