森博嗣さんの本を読むのは、『すべてがFになる』 以来、2冊目です。この2冊は、主人公である犀川創平と西之園萌絵のファーストネームのイニシャル、「S」と「M」に由来して、『S&Mシリーズ』 とよばれているそうですが、シリーズの最初と最後を読んでしまったことになるようです。今回も楽しませてもらったので、あとは順番に読んでいきたいと思います。
印象に残ったこと
「親」
以下の文章を読んだとき、自分は自分で自分の夢をしっかり持つべきだと感じさせられました。
子供で夢を見る親は、もう「親」という生きものだ。それは人間の生を放棄している。ついつい人は、そうした装飾に包まれた安楽を望むもの。
何故か?
それが楽だから。
子供に夢を託したほうが、自分で夢を実現するよりも楽だからだ。
A・E・H・R・T・
ついつい、コンピュータを使って解こうとしてしまいます…。