最近、プログラミング教育という言葉をよく耳にするようになってきました。今を生きる若者にとって、読むこと、書くことと同等にプログラミングの素養があることが今後さらに重要になってくるような気がします。
プログラミング言語の勉強と聞くと、for文を使って配列の和を計算し画面に計算結果を表示するなどという課題をすぐ連想してしまうのですが、小中高生が学ぶときには、面白いと思わせることが、まず第一なんだろうと思います。プログラムで制御対象物がプログラム通りに動いたとか、絵が動いたとか色が変わったという経験を通して、さらにプログラミングに対して興味関心が高まっていくのではないでしょうか。
本書は、最初は、円を描いたり、線を描いたりといった簡単なところから、スモールステップで学習が進んでいきます。円が動いたり、ぶつかって跳ね返ったりする実行結果は、ターミナルに数値が表示される課題よりも楽しいですね。子供達に興味を持たせるのに、非常によい題材だと思いました。
本書は、以下よりダウンロードして読むことができます。中高生のプログラミング教育に携わる方は読んでみられてはいかがでしょうか。

Beyond Interaction ―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門
- 作者: 田所淳,比嘉了,久保田晃弘
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2010/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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