人工知能の理論や技術について知りたくて手に取った本ですが、難しい内容ではなく、対話形式でわかりやすく説明されている本でした。章の内容は次のとおりです。
- 第1章 ウェブとビッグデータ、人工知能~人工知能の怖さ
- 第2章 政治も経済も、国境すらも変わる~近い将来、国家はなくなるか
- 第3章 人間と人工知能~人の「意思」は作り出せるか
- 第4章 ロボットに限界は必要か~すべての犯罪が記録される世の中に
- 第5章 身体と学習、教育の役割~もう公教育は必要ない
どの章も興味を持って読むことができたのですが、特に第5章「身体と学習、教育の役割~もう公教育は必要ない」は仕事柄、興味深い内容が多かったと思います。中でも、「欠乏の効果」つまり教えない効果という言葉が印象的でした。
東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」 (中経出版)
- 作者: 松尾豊,塩野誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: Kindle版
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