Mae向きなブログ

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火花

芥川賞を受賞した話題の本ということもあって、出張先に向かう飛行機、特急(サンダーバード)の中で読んでみました。

純文学がどんなものなのか分かりませんが、徳永と神谷の必死さがひしひしと伝わってくるような本でした。とくに以下が印象に残っていて、最近、リスクとか挑戦という言葉と縁遠くなっている自分の人生とはなんなんだろうとサンダーバードの車中で考えさせられました。

一度しかない人生において、結果が全く出ないかもしれないことに挑戦するのは怖いだろう。(途中略)臆病でも、勘違いでも、救いようのないバカでもいい、リスクだらけの舞台に立ち、常識を覆すことに全力で挑めるものだけが漫才師になれるのだ。それがわかっただけでもよかった。この長い月日をかけた無謀な挑戦によって、僕は自分の人生を得たのだと思う。

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