いろんな本を読んでみたいという思いもありますが、いい本は、何度も読み返してみたくなりますよね。本書は読み終えた直後から、もう一度読み返してみたいと思える本でした。清々しい読後感があります。
読後、ブルーノ・タウトについて調べてみると、生まれたのは、ケーニヒスベルクなんですね。ケーニヒスベルクと聞くと、自分の場合は「橋」→「一筆書き」→「グラフ理論」→「オイラー」とそっちの方面へ線が繋がっていきます。
本書でも、いろんな点と点が線となって結びついていくのですが、思わぬところで結びついていくところが本書の面白さの一つになっていると思います。