到底一度読んだだけでは理解できていない、というよりは、むしろ、何度も読み返さないともったいないと思える本でした。所々に珠玉の言葉が散りばめられれていますね。
『大河の一滴』を読んでいるのですが気になる文章に出会いました。以下引用です。「ぼくはやっぱり学校というものは大事だと思うのです。(略)たとえば子供たち同士が肌を接して同じ場所で学ぶ。あるいは先生から面と向かって肉声で何かを受けついでいく。それが大切なのではないかと考えるのです。」
— Ⓜⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ Ⓜⓐⓔⓗⓐⓡⓐ (@maehrm) 2020年5月20日
(続き)「インターネットとかコンピュータによる授業も出てきつつあり、それを全面的に否定する気持ちはありません。私たちが学んできた本とか文字とか活字というのは、ある意味でメディアの大革命だったのですから。」(続く)
— Ⓜⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ Ⓜⓐⓔⓗⓐⓡⓐ (@maehrm) 2020年5月20日
「その延長線上にあるのが、ニューメディア革命なのですが、ぼくはコンピュータは結構だけれども、コンピュータが全盛になっていけばいくだけ、もっと肉声のきこえるような、人間との接触−−<面授>−−が大事にされなければ、人間は大切なものをなくしてしまうのではなかろうか、とふと思います。」
— Ⓜⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ Ⓜⓐⓔⓗⓐⓡⓐ (@maehrm) 2020年5月20日
現在コロナ禍のため、オンライン授業が話題になることが多いですね。本、文字、活字が出てきた頃の教育も今と同じような感覚だったのでしょうか。そう思えば、年月が経てばオンライン授業もごくありふれた光景のように見えるのかもしれません。しかしそうなっても面授を大事にしなければいけませんね。
— Ⓜⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ Ⓜⓐⓔⓗⓐⓡⓐ (@maehrm) 2020年5月20日