大学の2年か3年生のころ「情報理論」という講義があって、シャノンという人物がこの分野で大きな貢献をしたということは習っていたので、自分の研究分野の狭い領域に集中して、毎日を過ごしていたんだろうと勝手に人物像を想像していたのですが、全く違っていました。
本書を読んでみると、とても好奇心旺盛な人物だったことが伺えますね。シャノンの天才的なところは見習えませんが、日々、好奇心の赴くままに行動できる姿勢は見習いたいものです。
大学時代の『情報理論』の教科書を引っ張り出して、もう一度読み返してみたくなりますね。