『ご冗談でしょう,ファインマンさん』がとても面白く読みやすかったので、『ファインマン物理学』も読めるだろう、その前にブルーバックスで腕試しと手に取ってみました。
もともと学生時代から電磁気学にアレルギーがあって、食わず嫌いを通してきたのですが、著者が噛み砕いて説明してくれているので、全部ではないにせよ、理解できる部分はあったので満足感を味わうことが出来たのかなと思います。
特に良かったのは、「電磁波ってどうやって伝わるんだろう」でしょうか。電場と磁場の波がお互いに直交しながら進んでいく図を何度となく見たことがありますが、ファインマン先生のループを使った説明は分かりやすかったです。
まずは定性的に意味を理解することで、次は定量的にも理解したいという動機付けが得られたような気がします。
今回の腕試しによって、本丸の『ファインマン物理学』は今の自分にはちょっと難しいかなという結論に至りました。
『ご冗談でしょう,ファインマンさん』を読んだので、次は『ファインマン物理学』に行きたいところですが、その前にブルーバックス『「ファイマン物理学」を読む 電磁気を中心として』でウォーミングアップ中です。第2章で出てくるデル測定器という名称は、(続く)https://t.co/zAAgcdXPXw
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ🌤(21℃) (@maehrm) 2021年4月8日
デルタ(実際は∇)を連想しやすい、「出る」が発散をイメージしやすいので、とてもいいネーミングだなと思っているところです。
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デル測定器の「デル」に発散の意味があるのではなく、「・」ラベルが発散を表してるんですね。ちょっと勘違いしてました。
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ファインマン先生の科学思想の一つの特徴は、「行きすぎない程度に無駄を省く」というのがありそうとのこと。これを哲学の世界で「オッカムの剃刀(かみそり)」と呼ぶそうですが、なるほど、これは仕事などにも当てはまるのではないかと思います。
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