Mae向きなブログ

Mae向きな情報発信を続けていきたいと思います。

赤と青とエスキース

著者の本を読むのは、『お探し物は図書室まで』、『木曜日にはココアを』に引き続き、3冊目です。

各章が絶妙に絡み合っていく様がとても心地よいですね。すぐに再読したいという思いに駆られる一方で、著者の他の作品も読んでみたいという思いもあって、立て続けに3冊読み終えました。

偶然、本書に登場する人物達と同じ年代でしたが、物語のようなドラマチックな出会いではないにせよ、本書を読みながら、自分の若い頃を懐かしく思い出し、そしてその時に築き上げた友人たちとの関係が、30年と時を経た今でも続いていることへのありがたみを感じる作品となりました。