「きく8号」を載せたH2A11号機の打ち上げが成功したというニュースが出ていました。先週の土曜日に，宇宙航空研究開発機構(JAXA)の的川先生の講演を聴いたあとだけに，感慨深いものがあります。講演の内容を忘れないように，書き留めておきたいと思います。
講演の題名は，「未来を拓くものづくり」というタイトルでした。今からものづくりに携わろうとする高校生に対して，宇宙の現場からのメッセージということで，3つのことについて話されました。
まず，「冒険・挑戦」することの大切さについてです。宇宙開発には，多くの危険が伴います。しかし，冒険心や挑戦する心を持たなければならないということです。ヘンリー・ヘークの以下の言葉もいただきました。
民族が
大きく、たくましく栄えたのは、
その息子たちが
冒険を愛したからである。
そして、民族が
衰え、没落したとすれば、
それはただ、
その息子たちが
危険への喜びを失ったからにすぎない。
つぎに，「好奇心をもつ」ということです。ウィリアム・ウォードの以下の言葉もいただきました。
平凡な教師はおしゃべりをする
よい教師は説明をする
優秀な教師はやってみせる
しかし最高の教師は
子どもの心に火をつける
子どもに好奇心を抱かせることができれば，あとは自らの力で伸びていくということだと思います。
さいごに，「独創力」について，糸川英夫先生の以下の言葉が印象に残りました。
独創力が花開くには、３つの条件がある
- 粘り強いやる気
- 徹底した学習、そして
- 出会いである
