Mae向きなブログ

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数学ガールの秘密ノート/やさしい統計

高校時代に学んだ数学の分野で一番好きになれない分野が本書のテーマである統計分野でした。偏差値の値そのものには、一喜一憂し振り回され続けた高校時代であったにも関わらず、偏差値の性質について知ろうとしなかったのは今思えば不思議な感じがします。

しかし本書をゆっくり読み進めていくうちに、ひょっとして統計って面白いものだなと思えるようになってきました。本書を読む前と読んだ後では、明らかに以下の式の見え方が変わってくると思います。


50+10\times\frac{x_k - \mu}{\sigma}

神苦楽島

著者の作品は、浅見光彦が事件を解決していく推理小説としての楽しみと、それ以外に読み終えた後に調べてみたいテーマを与えてくれるところがいいですね。

今回は、

  • 太陽の道
  • 国生み神話

でしょうか。ここ宮崎も神話には縁があると思うのですが、ほとんど知らずに生きてきました。この本に出逢ったのが、地元を見つめ直す良いきっかけになるのかもしれません。

神苦楽島(かぐらじま)上

神苦楽島(かぐらじま)上

神苦楽島(かぐらじま)下

神苦楽島(かぐらじま)下

教室の亡霊

著者の本を読むのは、

に続き3冊目。

本書では、教育問題にスポットが当てられていました。著者の作品は、単なる推理小説というくくりではないところがいいですね。浅井光彦の活躍にワクワクしながら、教育の問題についても考えさせられました。

教室の亡霊 (中公文庫)

教室の亡霊 (中公文庫)

砂迷宮

著者の本を読むのは、先日読んだ『不知火海』に続きまだ2冊目。

今回は、内灘闘争が取り上げられているのですが、Googleなどで検索してみると実際にあったんですね。本を読むまでは全く知りませんでしたが、50年以上前に日本でこんなことがあったんだと知るのは日本人として大切なことのように思います。

また、今回も浅井光彦が大活躍。非常に面白くて読み応えのある本でした。しばらくは浅井光彦が登場する本に熱中しそうです。

ev3dev_ruby gemを読んで

先日、EV3をRubyで制御する方法について少し学習したのですが、ev3dev_ruby gemを使うとRubyを使ってEV3を制御できるので面白いですね。一通りサンプルファイルを読み終えたので、gemファイルがどのように作られているのか興味があったので調べてみました。

ソースファイルを読むと、いろいろと参考になり自分のスキルアップに役立つことが多いですが、一番、面白いなと思ったのは、「ev3dev_ruby/device.rb at master · quake/ev3dev_ruby」でしょうか。method_missingメソッドの使い方が参考になりました。

method_missingメソッドがどうやって呼ばれているのか確かめてみようと作ったのが以下です。Rubyオープンクラスという特徴はこんなときにいいですね。オリジナルのgemファイルを書き換えることなく試すことができます。

IO.read、IO.writeについてよく分からなかったので、13行目と16行目のような意味なんじゃないかなと思って書き換えてみました。書き換え前と同じように動作していることから、デバイスファイルに対して読み書きを行なっているということが分かりました。Linuxの特徴をうまく利用しているということですよね。

天才

田中角栄という人はあまりにも有名ですが、日本列島改造論ロッキード事件という単語レベルでしかよく知りません。少しでも知りたいと思って手にした本ですが、その人となりを知るには、この位の厚さの本では言い尽くせないのかなと感じました。関連本も読んでみる必要がありそうです。

天才 (幻冬舎単行本)

天才 (幻冬舎単行本)