『サピエンス全史』と同じ著者が書かれたということで読んでみました。
古来、サピエンスは
- 飢饉
- 疫病
- 戦争
に悩まされてきましたが、これらの問題は3つとも21世紀初頭までにほぼ克服されつつあります*1。今後、サピエンスに待ち受けるもの、向かう方向はどこかというのが本書のテーマとなっています。
- アルゴリズム
- モノのインターネット
という馴染みのある単語が多用される本ですが、特にアルゴリズムを本書の意味のように捉えたことはなかったですね。
『サピエンス全史』同様、訳者あとがきが上下巻の内容を整理するのに大変、役立ちました。「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」ですね。
ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来
- 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ
- 発売日: 2018/09/06
- メディア: Kindle版
ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来
- 作者:ユヴァル・ノア・ハラリ
- 発売日: 2018/09/06
- メディア: Kindle版