著者の本を読むのは、『すべてがFになる』などS&Mシリーズ以来なのですが、こんなにも作風が違うのかと読み始めてすぐにびっくりさせられました。
森博嗣氏は工学博士であり、大学の先生ということもあって、S&Mシリーズは理系の知識が少しあることで、より物語を楽しめたのですが、『ヴォイド・シェイパ』シリーズにも少しだけそのような側面があるのかもしれません。1冊目を読み終えた今、タイトルのvoid
にそんなことを感じます。
結城浩さんのメルマガで紹介されていたのをきっかけに読み始めたのですが、あっという間に惹き込まれますね。剣の道を通して人の道が学べそうなシリーズでしょうか。