Mae向きなブログ

Mae向きな日記のブログ版。ようやくこちらに移行してきました。

Book

砂迷宮

著者の本を読むのは、先日読んだ『不知火海』に続きまだ2冊目。 今回は、内灘闘争が取り上げられているのですが、Googleなどで検索してみると実際にあったんですね。本を読むまでは全く知りませんでしたが、50年以上前に日本でこんなことがあったんだと知る…

天才

田中角栄という人はあまりにも有名ですが、日本列島改造論、ロッキード事件という単語レベルでしかよく知りません。少しでも知りたいと思って手にした本ですが、その人となりを知るには、この位の厚さの本では言い尽くせないのかなと感じました。関連本も読…

不知火海

本の名前を見て、学生時代に何度か訪れた天草五橋なんかを思い出しのと、たまには今まで読んだことのない作家の作品が読みたくなって読んだ本です。 こんな筋書きは小説ならではですね。現実社会では味わえない世界にどっぷりとつかり一気に読み終えてしまい…

コンビニ人間

第155回芥川賞受賞作品。とても考えさせられました。 特に印象に残っているのは、p77の以下の文章。 あ、私、異物になっている。ぼんやりと私は思った。 店を辞めさせられた白羽さんの姿が浮かぶ。次は私の番なのだろうか。 正常な世界はとても強引だから、…

陸王

池井戸潤作品はたくさん読んでいますが、なんで読みたくなるんだろうと考えると、自分が失いかけているものを呼び起そうとしてくれるからなんじゃないかなぁと思います。本当は、こはぜ屋の面々のような、または、シューフィッターの村野尊彦のような生き方…

脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす

今から20数年前、学生時代に『ニューロコンピューター読本』という本を読んだとき、詳しいところは難しくてわからなかったのですが、脳の仕組みをコンピュータで模倣するようなところが面白いなという感想を持った記憶があります。その本を書かれた甘利俊一…

数学ガールの秘密ノート/場合の数

本書は、場合の数について楽しみながら学習できるだけでなく、「どうしたら、数学の問題を確実に解くことができるのでしょう」というテトラちゃんの問いかけ*1に答えてくれる本だと思います。 とくに第4章の握手問題を考える過程からカタラン数が登場する場…

闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達

Windows NTの開発物語。読み終えた今、発売された当時のことを思い出しています。デビット・カトラーがWindows NTの開発を任されたのが46歳のときだそう。今の自分の年齢です。Windows NTのような大規模なソフトウェアの開発というと、天才数人が率いるチー…

七つの会議

七つの会議作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2014/12/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

子どもと声に出して読みたい「実語教」

山高きが故に貴からず。(やまたかきがゆえにたっとからず) 樹有るを以って貴しとす。(きあるをもってたっとしとす) から始まる「実語教」。これは、 山は高いからといって価値があるわけではありません。 そこに樹があるからこそ価値が出てくるのです。 …

鍵交換システム

前回は、数字を用いての暗号化、復号化に関する練習問題でしたが、今回は文字列(メッセージ)の暗号化、復号化の練習問題でした。現実社会で使われている暗号技術に、少しかもしれませんが近づけているような気がして嬉しいですね。 練習問題8.3 問3 公開鍵暗…

RSA暗号系、電子署名

暗号技術に最初に興味を持ったのは、学生時代を終えようとしていた頃(20年近く前)だったと思います。当時はMew*1+PGPというソフトウェアを使いこなすだけで精一杯で、暗号の理論・仕組みについては全く理解できていませんでした。 のちに『暗号技術入門-秘密…

べき乗暗号

練習問題7.5 問2 数式処理システムを用いて30桁の素数を生成して、ベキ乗暗号を試しなさい。 解答 平文をとする。但し 30桁の素数を準備する。 暗号化鍵を選ぶ*1。但しgcd 暗号文の計算。 復号鍵の計算。 平文の復元。 $ ruby modcrypt.rb (1) x = 192828282…

ミラー–ラビン素数判定法

『応用代数学入門―暗号・符号・バーコードの仕組みが分かる』の第7章「フェルマーの定理とオイラーの定理」では素数の判定法としてミラーの判定法、ラビンの確率的判定法が紹介されています。難しくて中々理解できずにいますが、息抜きにRubyのPrime#prime?…

nを法としたベキ乗

練習問題7.2 問2 アルゴリズム7.2を用いてを計算しなさい。 解答 4 126 0 16 63 1 16 2 31 1 32 4 15 1 1 16 7 1 16 2 3 1 32 4 1 1 1 16 0 0 問4 数式処理システムを用いて次の値を計算しなさい。 解答 応用代数学入門―暗号・符号・バーコードの仕組みが分…

中国剰余定理

練習問題6.2 問2 連立合同式 に、中国剰余定理アルゴリズムを用いて手計算で解きなさい。 解答 よって、 問4 連立合同式 を、数理処理システムを用いて解きなさい。 解答 応用代数学入門―暗号・符号・バーコードの仕組みが分かる作者: ダレル・W.ハーディ,キ…

ブロック暗号

練習問題4.4 問2 ブロック暗号(以下)を用いて暗号文"VX XC ZD HG WC RJ AR"が生成されたと仮定します。このメッセージを復号しなさい。 解答 よって 平文は、doubleohsevenx(007)だったんですね。 応用代数学入門―暗号・符号・バーコードの仕組みが分かる作…

換字暗号

例34 かつとします。このとき、であり、になります。さらに、積は次のような互いに素なサイクルの積に表せます: p70の例34は上記のように説明してあるのですが、なんとなく分かりにくく感じましたので、以下のような図を書いて考えてみました。 0から実線矢…

拡張されたユークリッドの互除法

練習問題3.3 問2 と、整数とでとなるものを、後退代入を用いて求めなさい。 解答 とする。このとき、 となるので であり、よって となる。 問4 数式処理システムを用いることにより、整数で となるものを求めなさい。 解答 よって、 となる。 応用代数学入門…

人工知能は人間を超えるか

最近、職業柄「アクティブラーニング」という言葉をよく聞いていましたが、それと同じくらい「ディープラーニング」という言葉もよく耳にします。ディープラーニングとは人工知能分野の用語らしいのですが、本書は ディープラーニングとは何なのか? なぜ注…

松下村塾

出張の行き帰りの飛行機の時間を利用して読了。冒頭から惹きつけられる本でした。以下、引用です。 江戸末期の有名私塾はいくつかを挙げることができるが、塾の規模と知名度において抜群のものが二つある。大阪の適々斎塾(適塾)と、豊後日田の咸宜園である…

元素周期表で世界はすべて読み解ける~宇宙、地球、人体の成り立ち~

高校時代、化学は大の苦手科目だったのですが、「113番元素の命名権獲得のニュース」や「読売新聞1月6日の編集手帳」を見て、周期表についてもう一度勉強してみたいと思って手に取った本です。 出張の行き帰りの飛行機の中で読んだのですが、周期表ってこ…

銃口

戦争を知らず、平和な時代に生きる世代でも戦争は悲惨なものであり、絶対にやってはいけないものということは頭ではわかっていますが、本当の戦争の悲惨さは体験した人・世代でないと分からないものだと思う。小説を読んだからといって分かるようなものでは…

高校生のための東大授業ライブ ガクモンの宇宙

本書は東京大学の教養学部と生産技術研究所が開催している「高校生のための金曜特別講座」の2009年度、2010年度分の講義の中から16編をまとめたものです。 内容は、 視覚で復号する暗号画像 1+1=0の世界の代数・幾何・応用 ネットワークの科学 情報ネット…

約束の森

ストーリーが難しくて、中々読み進めるのが大変なところもありましたが、楽しく読み終えることができました。 自分の本を選ぶ感覚だと手に取ることはなかった本だったのかもしれませんし、手に取って読みはじめてもひょっとしたら途中で読むのをやめていたか…

Rubyのしくみ -Ruby Under a Microscope-

世の中にはたくさんのプログラミング言語が存在しています。学生時代に初めてPascalに触れてから今まで、何種類かの言語を触ってはあきらめを繰り返してきましたが、自分にとってRubyはなぜか学習し続けたい言語になっています。 本書は、Rubyのしくみを知り…

エイズ治療薬を発見した男

日々、朝早くから夜遅くまで研究に没頭する姿、目的を達成しょうとする揺るぎない姿勢がひしひしと伝わってきて、継続して努力し続けること、信念を持つことの大切さを改めて実感させてもらいました。 エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明 (文春文庫)作者: 堀…

風が強く吹いている

下宿の竹青荘に住む個性豊かな10人が箱根駅伝を目指すという現実にはありえないようなストーリー。お正月、家にいれば何となく見入っていた箱根駅伝でしたが、2016年からは箱根駅伝を見る角度が間違いなく違ってきそうです。 第1回「キミ本大賞」の6位に入っ…

舟を編む

最近、辞書を引いたのはいつのことだか全く思い出せません。タブレット端末などの電子機器、インターネットが普及し、便利な時代になりました。本書もKindle版で読みましたが、わからない言葉、読めない言葉があると、すぐにKindleアプリの辞書機能で調べる…

数学ガールの秘密ノート/ベクトルの真実

以下は、高校時代に習ったベクトルの内積の定義ですが、 当時は、ただ丸暗記していただけで、この式の意味も考えずに漠然と機械的に練習問題を解いていたような気がします。 そのような勉強しかしてこなかったので、今までベクトルの面白さなどを感じたこと…