Mae向きなブログ

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ev3dev_ruby gemを読んで

先日、EV3をRubyで制御する方法について少し学習したのですが、ev3dev_ruby gemを使うとRubyを使ってEV3を制御できるので面白いですね。一通りサンプルファイルを読み終えたので、gemファイルがどのように作られているのか興味があったので調べてみました。

ソースファイルを読むと、いろいろと参考になり自分のスキルアップに役立つことが多いですが、一番、面白いなと思ったのは、「ev3dev_ruby/device.rb at master · quake/ev3dev_ruby」でしょうか。method_missingメソッドの使い方が参考になりました。

method_missingメソッドがどうやって呼ばれているのか確かめてみようと作ったのが以下です。Rubyオープンクラスという特徴はこんなときにいいですね。オリジナルのgemファイルを書き換えることなく試すことができます。

IO.read、IO.writeについてよく分からなかったので、13行目と16行目のような意味なんじゃないかなと思って書き換えてみました。書き換え前と同じように動作していることから、デバイスファイルに対して読み書きを行なっているということが分かりました。Linuxの特徴をうまく利用しているということですよね。

天才

田中角栄という人はあまりにも有名ですが、日本列島改造論ロッキード事件という単語レベルでしかよく知りません。少しでも知りたいと思って手にした本ですが、その人となりを知るには、この位の厚さの本では言い尽くせないのかなと感じました。関連本も読んでみる必要がありそうです。

天才 (幻冬舎単行本)

天才 (幻冬舎単行本)

EV3をRubyで制御する

自宅にLEGO Mindstorms EV3がやってきて、しばらく遊んでみようと思ったのですが、どうもEV3ソフトウェアに興味を持ち続けることができず、使いこなす域まで達することができませんでした。自分に馴染みのプログラミング言語でEV3を制御することができればと思っていたところ、RubyでEV3を制御する方法があるんですね。

RubyでEV3を動かす方法については、

に丁寧にまとめられているので、この通り進めていくといいのですが、ev3devのイメージファイルをSDカードにコピーする方法については忘れないように以下にまとめておきます。

ev3devのインストール

ev3dev.orgのダウンロードページからev3devのイメージファイルをダウンロードした後は、以下のようにSDカードにコピーしました。環境はMacOSです。

イメージファイルの解凍
$ xz -d ev3-ev3dev-jessie-2015-12-30.img.xz
SDカードのデバイスファイルを探す
$ diskutil list
(途中略)
/dev/disk2 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *8.0 GB     disk2
   1:                 DOS_FAT_32 NO NAME                 8.0 GB     disk2s1
一旦、SDカードをアンマウントする
$ diskutil unmountDisk /dev/disk2
イメージファイルをSDカードへ書き込む
$ sudo dd bs=1024m if=ev3-ev3dev-jessie-2015-12-30.img of=/dev/rdisk2

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参考URL

不知火海

本の名前を見て、学生時代に何度か訪れた天草五橋なんかを思い出しのと、たまには今まで読んだことのない作家の作品が読みたくなって読んだ本です。

こんな筋書きは小説ならではですね。現実社会では味わえない世界にどっぷりとつかり一気に読み終えてしまいました。

不知火海 (講談社文庫)

不知火海 (講談社文庫)

コンビニ人間

第155回芥川賞受賞作品。とても考えさせられました。 特に印象に残っているのは、p77の以下の文章。

 あ、私、異物になっている。ぼんやりと私は思った。

 店を辞めさせられた白羽さんの姿が浮かぶ。次は私の番なのだろうか。

 正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく。

 そうか、だから治らなくてはならないんだ。治らないと、正常な人達に削除されるんだ。

 家族がどうしてあんなに私を治そうとしてくれているのか、やっとわかったような気がした。

コンビニ人間

コンビニ人間

陸王

池井戸潤作品はたくさん読んでいますが、なんで読みたくなるんだろうと考えると、自分が失いかけているものを呼び起そうとしてくれるからなんじゃないかなぁと思います。本当は、こはぜ屋の面々のような、または、シューフィッターの村野尊彦のような生き方を夢見ているつもりが、いつの間にか大手シューズメーカー側の人間に自分がなっているような気がして。そういう自分に刺激が欲しくて読み続けているのかもしれません。

陸王

陸王

脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす

今から20数年前、学生時代に『ニューロコンピューター読本』という本を読んだとき、詳しいところは難しくてわからなかったのですが、脳の仕組みをコンピュータで模倣するようなところが面白いなという感想を持った記憶があります。その本を書かれた甘利俊一先生が傘寿の記念に書かれたということで読んでみました。自分もそれなりに知識は蓄えてきたんでしょうけど、未だになかなか難しいなと思います。長年に渡って粘り強く自分の専門分野を追求していく姿勢を見習っていきたいですね。