Mae向きなブログ

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オイラーの贈物ー人類の至宝e^iπ=−1を学ぶ

かねてからいつかは読みたいと思っていたのですが、ようやく読むことができました。数学の教科書を読むといった堅苦しさを感じることなく、なんとも不思議な以下の数式

e^{i\pi}=-1

に向かって、少しずつ旅を続けていくような感じで楽しく読み進めることができますね。

プログラマのためのディープラーニングのしくみがわかる数学入門

難しいことをできるだけ簡単に、できるだけわかりやすい説明になるようにとの著者の苦労と思いやりが感じられる本だったように思います。

扱っている内容が内容なので、特に後半は理解できない部分も多かったですが、理解できなかったことよりも、分かったことに喜びを感じたいと思います。

大河の一滴

到底一度読んだだけでは理解できていない、というよりは、むしろ、何度も読み返さないともったいないと思える本でした。所々に珠玉の言葉が散りばめられれていますね。

大河の一滴

大河の一滴

手紙

差別はいけないとか、みんな仲良くとか、協力しあってとか、そんな言葉だけでは言い尽くせないような深みを感じさせる作品だと思います。人権学習の教材としてもいいのでないでしょうか。

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

対岸の彼女

角田光代さんの本を読んだのは、『さがしもの』に続き2冊目でした。

「私たちは、何のために歳を重ねるのだろう」という問いかけが印象的。

対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)

さがしもの

単に本を読むのが楽しいという思いとは別に、大人になるまでほとんど読書をせずに過ごしてきたことを後悔する思いがあったり、普通(?)の人が読んでいる本でさえも読んでこなかったのではないかといった劣等感みたいな思いを持ちながら読書をしていたような気がします。

本書を読み終えた今、そんな思いから解放され、今後はもっと純粋に読書を楽しめるようになるのではと思えるようになりました。

さがしもの(新潮文庫)

さがしもの(新潮文庫)