『集合知イン・アクション』をやっと読み終えました。集合知,データマイニング,レコメンデーション等について,どんなものなんだろうと以前から思っていたので読んでみたのですが,非常に勉強になる本でした。本の帯には,「ウェブ業界に関わるJavaエンジニアならこの本を必ず手に入れるべきだ」とありますが,私のようなウェブ業界に関わらない一教員でも十分楽しめました。amazonなんかで買い物をすると,
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といったレコメンデーションが表示されますが,どうやってこのような表示がなされているのか,なんとなく想像できるようになったと思います。
また,久しぶりにJavaのコードを読んだのですが,最近使っているRubyとは違うなぁと感じました。
- 型宣言があったり,
- インターフェースに対してプログラミングする
様子が,あっ,Javaではこんな風に書いていたような気がすると,なんだかすごく懐かしく感じました。
オープンソースのデータマイニングフレームワークWEKAはJavaで書かれてますが,これのRuby版みたいなのがあるといいのにと思います。ひょっとしたらあるのでしょうか?
最後に,章立てを書いておきます。