ちょうど良いタイミングで、本小説が映画化されていますが、それがきっかけで本書を読もうと思い立ったのではなく、先週の土曜日、ふとしたことがきっかけで著者の講演会に参加し、「分人」という考え方にとても共感したのがきっかけです。講演会後、著者が書かれた本が無性に読みたくなって手に取った本でした。
講演会に参加したという行動のおかげで、本書を読むに至ったことにとても感謝しています。なんとも言えない読後感に浸っていますが、また今すぐにでも読み返したいと思えるほどの本でした。
午前中は平野啓一郎さんの講演会へ行ってきました。本当の自分とか個性的に生きることを個人(individual)として考えるのではなく、いろいろな面が集まってふわっと自分を構成している"分人"という考え方をすると、確かに気持ちが楽になるような気がしました。良い視点を教わりました。
— Ⓜⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ Ⓜⓐⓔⓗⓐⓡⓐ (@maehrm) 2019年11月16日
- 作者: 平野啓一郎
- 出版社/メーカー: コルク
- 発売日: 2019/06/06
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る