Mae向きなブログ

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一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

遠い昔、共通一次試験において、社会は地理, 日本史, 世界史から1科目だけ選択すればよく、興味関心というよりも世界史は覚えることがたくさんあるので大変だという嘘か本当か分からない理由で敬遠していたように思います。

大人になり『ローマ人の物語』や『三国志』などを読んでみると、もっと世界(物事)を俯瞰的に見ることができれば、これらの小説もより楽しめるのではないかと思うようになりました。そう思うと、数年前に議論になった世界史、必修化という流れは的を射ていると思えなくもないですね。

本書は、一般的な教科書とは違い、年号を使わずに「一つのストーリー」として、まるで小説を読むかのように楽しく読み進めることができますね。

銃・病原菌・鉄』とは違った切り口でピサロインカ帝国を征服するに至った経緯や、『坂の上の雲』の背景など、過去に読書で知り得た断片的な知識が繋がっていくような心地よい感覚を味わうことができました。