Mae向きなブログ

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残月記

時間を見つけては読書を楽しんでいるのですが、最近は読む本のジャンルが限られていて、たまには自分では選ばないだろうという本を読みたいなと思ったいたところでした。

そんな折、たまたま人に勧められ、読み始めたのですが、確かにこれは自分で選ぶこともないだろうし、今までに読んだこともないような本ですね。やはりたまには、自分の読書の殻を破って幅を広げて行くのは大切だなと思いながら読書を楽しみました。

3つの月にまつわる物語ですが、こんなことありえないと分かっていながらも、読み進めているうちに、ひょっとして現実にあった話なのではと錯覚するほどのところもあり、とくに最後の「残月記」は結末が気になって気になってしょうがない、わくわくというほど明るい気持ちではないのですが、なんとなく不思議な気持ちで読了しました。今でも残月洞はどこかにあるんじゃないかと少し思っている自分がいます。