少し前から読み始めたのですが、11/6(金)〜9(月)の沖縄出張中に読み終えました。
本書を通して渋川春海という人物を知ったのですが、江戸時代にあって天体を精密に観測し、八百年かけて二日(しかない|もの)ずれを修正するべく、大和暦の採用に向けて人生をかけて取り組んだという事実に驚きました。
また、江戸時代には算額奉納という風習があったんですね。江戸時代を生きる人々が数学の問題を出題したり解答したりしながら数学を楽しんでいた様子は、現代のプログラミング分野での「Project Euler」とか「CodeIQ」などに通じているのではとも思われました。
首里城
国際通り
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/09/01
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