日本国記
本書は、それなりにボリュームがある本ですが、読み始めるとついつい引き込まれてどんどん時代が進んでいきますね。縄文時代から現代まで、あっという間でしたが、日本人ってすごいと思えるところがたくさんあって、あらためて日本の良さ、現代の日本に生きていることの奇跡に感謝しないといけないなと思います。
読み進めるときに、今まで、読書を通して学んだことが生かされているなと感じるのですが、自分が興味を持っていなかった時代、小説などで読んでいない時代については、初めて知ることも多く、特に第12章「敗戦と占領」以降については、もっといろんな本を読んで知識の幅を広げる必要があるなと感じています。
『日本国記』の第3章、平安時代まで読了。学校で習ったときにはあまり興味を持てなかった時代だったのですが、読みながら昔の日本人の暮らしや景色が頭に浮かんでくるように読み進められたような気がして退屈ではなかったですね。いよいよ第4章は『鎌倉殿の13人』の時代に入っていきます。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(9℃) (@maehrm) 2022年1月23日
分厚い本ですが、読みやすいのでどんどん読み進められますね。第6章「花開く元禄文化」まできました。囲碁の話題が出てきますが、囲碁が分からなくても『幻庵』という本は読み応えがあって楽しい本ですのでおすすめです。https://t.co/vit4H5BHIc
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(9℃) (@maehrm) 2022年1月25日
さらに、渋川春海も登場。『天地明察』を読んだ時の感動を思い出します。学生時代は戦国時代などに興味がありましたが、元禄時代も興味深いですね。過去に読んだ本と、リンクがつながっていくところも読書の醍醐味かもしれません。https://t.co/tnVgL1VS5Z
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(9℃) (@maehrm) 2022年1月25日
『塵劫記』は、江戸時代を通してのベストセラーかつロングセラーとのこと。当時の庶民は数学好きだったんですね。現代に例えると、『数学ガール』シリーズのようなものなのでしょうか。https://t.co/EZOsQ38QwU
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(9℃) (@maehrm) 2022年1月25日
『日本国紀』第7章。幕末〜明治維新の話は大河の源まさに近代化のスタート地点。現代のように工科大学や理学部で専門教育を受けた人々ではなく、無名の職人たちが懸命に勉強してくれたおかげで今の日本ががあるんですね。村田蔵六と言えば花神ですね。https://t.co/gXVy5P8wSU
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(9℃) (@maehrm) 2022年1月28日
関連本
屋上のテロリスト
本のタイトルが過激なので、読むのを躊躇っていたところもあるのですが、これぞ小説でしか味わえない世界と思えば、楽しんで読むことができますね。全くのフィクションとも思えない舞台設定も魅力ですが、現実を変えようとするとこれくらい過激であることも必要なのかもしれないなと思ったり。読後、「粋」という言葉が印象に残りました。表紙絵も小説のイメージをよく表しているなと思います。
MacBook Air 購入 & 設定メモ
今までは、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)を使っていたのですが、そろそろ気分を一新したいということで、およそ8年ぶりにMacを購入しました。今回は、MacBook Air (M1, 2020)です。
設定メモなどを残しておきたいと思います。
- Chrome
- Office関係
- Dropbox
- iTerm2
- Homebrew
- Ruby
- Visual Studio Code
- Emacs
- Evernote
- Tex Live 2021(公式のインストーラを使ってインストール)
- YaTeX
- Mew
- Python(Anaconda)
- Google Drive
- Zoom
関連
黒猫の小夜曲(セレナーデ)
目に見える世界しかこの世にはないと思いがちですが、読み進めていくうちに目に見えない世界もあるのではないかと思えるような作品ですね。小説を通して自分の世界観が少し変わるのを感じました。
Excel VBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本
仕事で利用頻度が高いソフトウェアといえばExcelなのですが、処理を自動化したいときには、RubyでExcelを操作できるgemを使っていました。それで不都合はなかったのですが、どうしても他人と共同でExcelファイルを使うというときには、Visual Basicを使うのが良いのかなと思って手に取った本です。
Visual Basic、特にBasicという響になんとなく興味を持てないところがあって、今まで避けてきたのですが、実際にやってみると思っていたBasic(行番号がある)とは違って、とても便利そうです。やはり食わず嫌いはいけないですね。
本書は、とても丁寧で分かりやすいと思います。Excelの関数などが分かってきて、次にVBAをやってみようと思われる方が最初に読むといいのではないでしょうか。
大学入試がわかる本――改革を議論するための基礎知識
今日、明日は、令和4年度大学入学共通テストですね。大学入試センター試験が終わり2回目の実施となります。本書を手に取ったのは偶然なのですが、読んでみると、そもそもなぜセンター試験に変わる共通テストを実施することになったのかといったところから考えることができました。
多くの大学の先生方が各テーマごとに執筆されているのですが、特に
- 入試の多様化の経緯と現状
- 大学入試における面接評価
- 学習指導要領と大学入試改革
- スポーツ推薦の現状
などは興味深い内容でした。