Mae向きなブログ

Mae向きな情報発信を続けていきたいと思います。

10年後の教室

印象に残った点を書き留めておきます。

「21世紀型スキル」〜今はない職業への準備

  1. 思考の方法
    • 創造性と革新性
    • 批判的思考・問題解決・意思決定
    • 学習能力・メタ認知
  2. 仕事の方法
    • コミュニケーションと協働
  3. 仕事の道具
  4. 世界で暮らすための技能
    • 市民性
    • 生活と職業
    • 個人的および社会的責任

「反転授業」〜授業は宿題に、宿題は授業に

  • 反転授業とは、ICTを活用し、授業は家で受け、宿題でやってきたような応用問題は学校でやること。
  • 反転授業を取り入れたクラスの67%に成績の向上、80%に学習態度の向上が見られた。
  • 反転授業は技術革新によって登場した新しい学習の方法。これは人類が学校というシステムを構築して以来の最大の革新かもしれない。

「オープン教育」〜世界最良の授業はウェブから来る

  • オープン教育とは、ICTを活用して学校という制度的な壁を超え、教育に関する資源にだれでもアクセスできるようにしようという考え
  • CouseraやedXのように、誰でも無料で受けられるオンライン上の授業のことを「MOOC(Massive Open Online Course)」または「MOOCs」と呼ぶ。
  • MOOCは学生だけではなく、社会人が専門性を身につけるためのプラットフォームとしても有効

「デジタルポートフォリオ」〜Facebookが入試の選考資料?

  • 米国の大学の約70%が、入学候補者の選考資料としてFacebookを重視している
  • Facebookを優れた学生を積極的にリクルートするために活用している
  • 米国のAO入試は基本的に学力重視
  • ポートフォリオとは、「一人ひとりの子どもの学習の過程及び結果に関する情報・資料が長期にわたり、目的・計画的に蓄積された集積物」
  • ポートフォリオ評価を導入すると、学習目標への到達度だけではなく、学習目標への到達がどのように進んでいるかのプロセスも含めて、学習の評価を総合的に判断できる。
  • 大学入試の資料としてFacebookを参照するという話は、「実質的に何を学んできたか」を重視する流れの象徴

「専門職学習ネットワーク」〜ネットでつながる教員たち

  • TEACHERS pay TEACHERS
  • 日本における事例 EDUPEDIA
  • 「反転授業」や「21世紀型スキル」など、激変する教育環境の中で、教員には従来のやり方に固執することなく新しい方法に挑戦する柔軟性が必要。情報化社会において学び続ける学習者を育てられるのは、自らも情報ネットワークを駆使して学び続ける教員である。

「ソーシャルラーニング」〜学習者と社会がつながる

  • Facebookを通じ活発に他者と交流した高校生ほど「将来に希望が持てる」と回答
  • キャリア教育においてはソーシャルメディアの活用が効果的
  • Skype in th classroomSkypeの教員向けコミュニティ
  • いわゆる従来のキャリア教育は、社会人の講師を呼び、話を聞くというもの。これでは学習が1度きりになり、子供たちの反応も後日送られてくる手紙などで知るといったことが多い。しかし、ソーシャルラーニングにおいては、子供たちの反応が即座に可視化される。さらに継続的に学習に関わることができ、そこから子供たちの成長を実感できる。

「グローバルラーニング」〜国境を超える家庭教師

  • レアジョブ
  • 近い将来、現地に赴かなくてもネットで学び、試験を受け、レポートを提出して単位を認定してもらえる日がやってくる。

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