印象に残った点を書き留めておきます。
「21世紀型スキル」〜今はない職業への準備
「反転授業」〜授業は宿題に、宿題は授業に
- 反転授業とは、ICTを活用し、授業は家で受け、宿題でやってきたような応用問題は学校でやること。
- 反転授業を取り入れたクラスの67%に成績の向上、80%に学習態度の向上が見られた。
- 反転授業は技術革新によって登場した新しい学習の方法。これは人類が学校というシステムを構築して以来の最大の革新かもしれない。
「オープン教育」〜世界最良の授業はウェブから来る
- オープン教育とは、ICTを活用して学校という制度的な壁を超え、教育に関する資源にだれでもアクセスできるようにしようという考え
- CouseraやedXのように、誰でも無料で受けられるオンライン上の授業のことを「MOOC(Massive Open Online Course)」または「MOOCs」と呼ぶ。
- MOOCは学生だけではなく、社会人が専門性を身につけるためのプラットフォームとしても有効
「専門職学習ネットワーク」〜ネットでつながる教員たち
- TEACHERS pay TEACHERS
- 日本における事例 EDUPEDIA
- 「反転授業」や「21世紀型スキル」など、激変する教育環境の中で、教員には従来のやり方に固執することなく新しい方法に挑戦する柔軟性が必要。情報化社会において学び続ける学習者を育てられるのは、自らも情報ネットワークを駆使して学び続ける教員である。
「ソーシャルラーニング」〜学習者と社会がつながる
- Facebookを通じ活発に他者と交流した高校生ほど「将来に希望が持てる」と回答
- キャリア教育においてはソーシャルメディアの活用が効果的
- 「Skype in th classroom」Skypeの教員向けコミュニティ
- いわゆる従来のキャリア教育は、社会人の講師を呼び、話を聞くというもの。これでは学習が1度きりになり、子供たちの反応も後日送られてくる手紙などで知るといったことが多い。しかし、ソーシャルラーニングにおいては、子供たちの反応が即座に可視化される。さらに継続的に学習に関わることができ、そこから子供たちの成長を実感できる。
「グローバルラーニング」〜国境を超える家庭教師
- レアジョブ
- 近い将来、現地に赴かなくてもネットで学び、試験を受け、レポートを提出して単位を認定してもらえる日がやってくる。
- 作者: 山内祐平
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/09/11
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