最近、話題になっているので手に取った本です。本書を読むと、特に小学校低学年までの教育が大切なことのように思えます。
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』では、実は教科書が読めていなかった生徒が結構な数存在することが明らかになりました。また、つい先日は、2018年に実施されたPISAの結果が発表され、日本の読解力の低下が問題となったばかりです。 ますます、小学校教育の果たす役割が重要になってくるのではと思うのですが、一方で、
- 小学校の教員採用試験の倍率の低下
という問題もあるようです。
『AIに負けない子どもを育てる』で紹介されているオセロを使った授業事例などはとても興味深く、このような授業を展開し、子どもの読解力を育むことは小学校の先生のやりがいなのではないでしょうか。ぜひ、小学校の先生になりたいという若者が増えて欲しいものだと思います。