Mae向きなブログ

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苦しかったときの話をしようか

ビジネスの最前線で生きてきた実務者としての著者ならではの視点で、子供の成功を願う父親の執念で書き始めた本。 著者のような生き方はとても自分にはできなかったと思うのですが、今から社会に巣立つ若い人にはぜひ読んでもらいたいなと思います。

時が経っても本書のことを思い出せるキーワードをメモしておきたい。

  • 「軸」
  • Self Awareness(自分のことを知っている度合い)
  • スキル(職能)
  • 不正解以外は全部正解。不正解とは、決定的に向いてない仕事に就いてしまうこと
  • 人間は、自分が知っている世界の外を認識することができない。パースペクティブ(本人が認識できる世界)の差
  • 年収を決める3つの大きなドライバー(職能の価値、業界の構造、成功度合いによる違い)
  • T(Thinking)の人、C(Communication)の人、L(Leadership)の人
  • 面接について
    • 誰に伝えるのか(Who)→何を伝えるのか(What)→どう伝えるのか(How)
    • What(つまり内容)さえしっかりしていれば、それをただ自分の言葉で一生懸命に伝えるだけで良い。
  • 大切なことは自分の強みで戦うしかないことと、自分の強みを知っておくことの2つ

日本が生き残る道は、社会を活性化させる人材を輩出する構造を強化することだ。遠回りに見えて、実は教育に置くこの一石こそが日本再生の"重心"であると私は確信している。あらゆる分野で本物のプロフェッショナルをもっともっと多く輩出しなければならない。その中から新しい事業や産業を興す若者が現れる仕組みが必要だ。