森博嗣さんの本を何冊も読んできた中で、一番よかったと思える本になりました。なんとなく大学に通っていた当時の自分に読ませてあげたい本です。ぜひ、若い人は読んでほしいですね。
次の #読書 は、『喜嶋先生の静かな世界』。読み始めたばかりですが、面白そう。できれば大学生の頃に出会っていたかった本です…。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☔(11℃) (@maehrm) 2023年2月5日
第2章に入っています。受験勉強と研究の違いについて語られているところが面白いですね。受験数学の問題には必ず解答があって、解きやすい道筋がありゴールが光っている。虫のように本能的に、ただ明るい方向を目指して進むという意味では昆虫的。研究には光り輝くゴールはない。なるほど。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☔(11℃) (@maehrm) 2023年2月5日
第3章に入りました。冒頭から喜嶋先生の言葉が印象的。「いいか、覚えておくといい。学問には王道しかない」この王道が意味するところは、歩くのが易しい近道ではなく、勇者が歩くべき清く正しい本道のこと。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☔(11℃) (@maehrm) 2023年2月6日
引き続き第3章。学会に論文を2編出すところに入ってきましたが、昔は数式や図を描くのが大変だったんですね。学生時代、LaTeXやgunuplot,Tgifを使いこなすのにも四苦八苦していたのですが、それでもまだ便利になった方だったんですね。卒業して?十年も経ちますが、LaTeXは今も使ってます。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☔(11℃) (@maehrm) 2023年2月7日
第4章。とても不思議なことに、高く登るほど、他の峰が見えるようになるのだ。これは、高い位置に立った人にしかわからないことだろう。ああ、あの山を登っているのか、その向こうにも山があるのだな、というように、広く見通しが利くようになる。(続)
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☔(11℃) (@maehrm) 2023年2月8日
この見通しこそが、人間にとって重要なことではないだろうか。他人を認め、お互いに尊重し合う、そういった気持ちがきっと芽生える。(引用終わり) 深い言葉だなと思います。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☔(11℃) (@maehrm) 2023年2月8日