高校時代、化学は大の苦手科目だったのですが、「113番元素の命名権獲得のニュース」や「読売新聞1月6日の編集手帳」を見て、周期表についてもう一度勉強してみたいと思って手に取った本です。
出張の行き帰りの飛行機の中で読んだのですが、周期表ってこんなに興味深いものだったのかということを、恥ずかしながらこの年齢になって初めて知った次第です。高校時代は進んで勉強しようと思わなかった化学ですが、今なら自ら能動的に学んでみたいという思いです。
日本の学生の勉強時間が世界と比べて少ないという記事を何度か目にしていますが、まずは興味関心を引き出すきっかけ作りが大切なのではと考えさせられました。1冊の本との出会いや工夫された講義・授業との出会いがありさせすれば、あとは自ら学んでいくのではないかというのを実感しました。興味関心を引き出せていないのに、たくさんの課題を与えたり学習を無理強いするのは逆効果なのかもしれません。
元素周期表で世界はすべて読み解ける?宇宙、地球、人体の成り立ち?
- 作者: 吉田たかよし
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/03/22
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