Mae向きなブログ

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機械学習と深層学習

今は第3次人工知能ブームということで、その波に乗り遅れないようにと、以下の本を読んできました。

多くの本やネット上の解説記事を読んでいくことで、概念みたいなものはだんだん分かってきたような気がします。

また、まだ試してはいませんが、TensorFlowやChainerなどの人工知能ライブラリを使うことで手書き数字を学習して判別するようなことは、自分のような素人にもできるのかもしれません。

しかし、それだけでは車が運転できるようにはなったものの、どうやって車が動くのか、その仕組みが知りたいという欲求は満たされないのですが、本書は、C言語を用いたプログラム例を用いて説明してあるので、今まで人工知能の中身に触れてみたいけど難しそうだからやめておこうという消極的な姿勢から、もう一歩踏み込んで第3次人工知能ブームに乗っていこうと、気持ちを前向きにさせてくれる本だと思います。

機械学習と深層学習 ―C言語によるシミュレーション―

機械学習と深層学習 ―C言語によるシミュレーション―

黄金の石橋

若い時代を過ごした鹿児島と熊本を舞台にした小説でした。浅見光彦が事件を解決していく推理小説としての楽しさはもちろんありますが、地元の人との会話文で現れる薩摩弁、熊本弁が懐かしく感じられました。どちらの言葉も愛着があるのでスムーズに読み進めることができましたが、初めて薩摩、熊本の言葉に出会った方は戸惑いを感じるのかもしれませんね。

この本を読むまで知らなかったのですが、熊本や鹿児島は石橋が有名なんですね。若い頃、熊本に6年も住んでいながら通潤橋さえ訪れていない自分が恥ずかしく思えます。

黄金の石橋

黄金の石橋

数学ガールの秘密ノート/やさしい統計

高校時代に学んだ数学の分野で一番好きになれない分野が本書のテーマである統計分野でした。偏差値の値そのものには、一喜一憂し振り回され続けた高校時代であったにも関わらず、偏差値の性質について知ろうとしなかったのは今思えば不思議な感じがします。

しかし本書をゆっくり読み進めていくうちに、ひょっとして統計って面白いものだなと思えるようになってきました。本書を読む前と読んだ後では、明らかに以下の式の見え方が変わってくると思います。


50+10\times\frac{x_k - \mu}{\sigma}

不等辺三角形

今回もミステリーを楽しむだけでなく、読書後、

などを調べてみたい。

不等辺三角形 (講談社文庫)

不等辺三角形 (講談社文庫)

神苦楽島

著者の作品は、浅見光彦が事件を解決していく推理小説としての楽しみと、それ以外に読み終えた後に調べてみたいテーマを与えてくれるところがいいですね。

今回は、

  • 太陽の道
  • 国生み神話

でしょうか。ここ宮崎も神話には縁があると思うのですが、ほとんど知らずに生きてきました。この本に出逢ったのが、地元を見つめ直す良いきっかけになるのかもしれません。

神苦楽島(かぐらじま)上

神苦楽島(かぐらじま)上

神苦楽島(かぐらじま)下

神苦楽島(かぐらじま)下

教室の亡霊

著者の本を読むのは、

に続き3冊目。

本書では、教育問題にスポットが当てられていました。著者の作品は、単なる推理小説というくくりではないところがいいですね。浅井光彦の活躍にワクワクしながら、教育の問題についても考えさせられました。

教室の亡霊 (中公文庫)

教室の亡霊 (中公文庫)

砂迷宮

著者の本を読むのは、先日読んだ『不知火海』に続きまだ2冊目。

今回は、内灘闘争が取り上げられているのですが、Googleなどで検索してみると実際にあったんですね。本を読むまでは全く知りませんでしたが、50年以上前に日本でこんなことがあったんだと知るのは日本人として大切なことのように思います。

また、今回も浅井光彦が大活躍。非常に面白くて読み応えのある本でした。しばらくは浅井光彦が登場する本に熱中しそうです。