Mae向きなブログ

Mae向きな情報発信を続けていきたいと思います。

2015-01-01から1年間の記事一覧

アルジャーノンに花束を

『アルジャーノンに花束を』という題名だけは知っていたのですが、今の今まで読んだことはありませんでした。題名からなんとなく楽しい物語を連想していたのですが、最後まで読み終えると題名の意味が分かりますね。今度、読み返すときには冒頭の部分をもっ…

なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎

はじめてUNIXに触ったのは、もう25年位前(大学生時代)になります。高校を卒業するまでコンピュータというものに触ったことがなかったので、「コンピュータはUNIXで動くもの」、「コンピュータを使う = UNIXを使う」という感覚でした。大学卒業後は仕事でWin…

プログラミングの基礎

本書の存在は、 いまSICPを読むのは時間の無駄 - きしだのはてな [OCaml]書評「プログラミングの基礎」 - あどけない話 が書かれたときから知ってはいたのですが、オブジェクト指向プログラミングも習熟しているとは言えないときに関数プログラミングに手を…

最長共通部分列問題 (Longest Common Subsequence)

最初、最長共通部分列問題と聞いたときは、部分文字列の最長を求める問題だと思ったのですが、そうではないんですね。参考サイトを見ているうちに、なんとか題意とこの問題の意義のようなものが見えるようになってきました。 理解を深めるために、最長共通部…

ようこそ、わが家へ

ドラマ化されていることを最近知ったので、読んでみました。先に小説を読むとドラマを見る楽しみは減るのかもしれませんが、どのようにドラマ化されているのかという視点で見るという楽しみはあるのかもしれません。 ようこそ、わが家へ作者: 池井戸潤出版社…

行列を使ってフィボナッチ数列

これまで何度となくフィボナッチ数列については話題にしてきましたが、 「フィボナッチ数 - Wikipedia」によると、フィボナッチ数列の漸化式は次のように行列表現できるそうです。 ゆえに ということで、行列を用いてフィボナッチ数列を計算してみることにし…

数学ガールの秘密ノート/微分を追いかけて

今回は微分がテーマでした。位置、速度、加速度、パスカルの三角形、二項定理、複利計算などを通して、楽しく微分について学習(復習)できました。まだ微分を習っていない中高生や微分に苦手意識を持っている方、微分を学び直したい方などにお薦めだと思いま…

数奇にして模型

読む順番は少し違ったのですが、S&Mシリーズ - Wikipedia、読了しました。 『すべてがFになる』を読み終えたのが、2014年9月19日ですから、本シリーズを読み終えるのに半年以上費やしてきました。しばらくは推理小説を離れて別ジャンルの本を読んでみたいと…

今はもうない

デジタル信号がオンとオフ、つまり、1と0で表現されているように、何も言わないことも、伝達なんだ。信号を送らないことで、意味をなす……。つまり、伝達する。 今はもうない SWITCH BACK S&Mシリーズ (講談社文庫)作者:森博嗣講談社Amazon

夏のレプリカ

幻惑の死と使途 - Mae向きなブログと同時進行の物語。 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER S&Mシリーズ (講談社文庫)作者:森博嗣講談社Amazon

幻惑の死と使途

名前重要*1 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC S&Mシリーズ (講談社文庫)作者:森博嗣講談社Amazon *1:http://ja.wikisource.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D97%E3%81%AE%E3…

PDFファイルを活用するために

「結城浩さんのメルマガ」を購読しているのですが、これまでローカル環境に保存したPDFファイルは、以下のように108個あります。 $ ls -l *.pdf | wc -l 108 せっかくの資料なので、たまには読み返したいと思うのですが、ディレクトリの中に保存してあるだけ…

東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」

人工知能の理論や技術について知りたくて手に取った本ですが、難しい内容ではなく、対話形式でわかりやすく説明されている本でした。章の内容は次のとおりです。 第1章 ウェブとビッグデータ、人工知能~人工知能の怖さ 第2章 政治も経済も、国境すらも変わ…

封印再度

ボイル・シャルルの法則 封印再度 WHO INSIDE S&Mシリーズ (講談社文庫)作者:森博嗣講談社Amazon

詩的私的ジャック

詩的私的ジャック (講談社文庫)作者:森 博嗣講談社Amazon

Beyond Interaction ―メディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門

最近、プログラミング教育という言葉をよく耳にするようになってきました。今を生きる若者にとって、読むこと、書くことと同等にプログラミングの素養があることが今後さらに重要になってくるような気がします。 プログラミング言語の勉強と聞くと、for文を…

笑わない数学者

「笑わない数学者」というタイトルに深い意味があるんですね。 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE S&Mシリーズ (講談社文庫)作者:森博嗣講談社Amazon

最長重複文字列問題

『珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造』の15章2節で紹介されている「最長重複文字列問題」をRubyを使って解いてみました。 「最長重複文字列問題」とは、文字列の中からもっとも長い重複する文字列を見つけるという問題で、 "miss…

冷たい密室と博士たち

この本が刊行されたのは、1996年7月だそうですが、このシリーズに没頭してしまうのは、本の内容の面白さにあることは間違いないのですが、それ以外にも、自分が大学生だった楽しい時代を懐かしく思い出すことができるからだと思います。 「UNIX端末」、「tel…

教員免許更新

教員免許更新講習の修了認定試験のため放送大学へ行ってきました。 教員免許の更新には、近隣の大学に実際に通って講習を受ける方法もありますが、今回、放送大学での講習を選択したのは、以前読んだ『10年後の教室』の影響が大きかったと思います。放送大学…

有限と微小のパン

森博嗣さんの本を読むのは、『すべてがFになる』 以来、2冊目です。この2冊は、主人公である犀川創平と西之園萌絵のファーストネームのイニシャル、「S」と「M」に由来して、『S&Mシリーズ』 とよばれているそうですが、シリーズの最初と最後を読んでしまっ…

myipcalcコマンドの作成

「ネットワーク管理の基本Tips:「192.168.0.100/24」のネットワークアドレスを即答するには? ipcalcコマンド - @IT 」で初めてipcalcコマンドを知りました。最近、ネットワーク業務に疎遠になっているので、復習を兼ねて自作コマンドを作ってみました。 m…

PK

昨日からの発熱していたのですが、今朝、病院に行って、午前中までゆっくりしていたら、だいぶ落ち着いてきました。昼から横になりながら『PK』を読書。1回目読み終えた時には、分からないところがたくさんあったのですが、2回目には、「PK」「超人」「密使…

モダンタイムス

読み始めたのは、随分と前ですが、途中、挫折しそうになりながらようやく読み終えました。ネット検索をすることで、簡単に情報が手に入れられる時代ですが、その情報が果たして本物なのか。その情報は何者かによって都合よく作られたものではないのか。また…

ガソリン生活

物語が車同士の会話ですすんでいくという不思議な小説ですが、その会話が人間の世界を言い得て妙な感じで楽しかったり、考えさせられるところがあったりでした。ガソリン生活作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/03/07メディア: 単行…

つくって学ぶプログラミング言語 RubyによるScheme処理系の実装

「ハッカーになろう (How To Become A Hacker)」の中で、 LISP は、それをモノにしたときのすばらしい悟り体験のために勉強しましょう。この体験は、その後の人生でよりよいプログラマーとなる手助けとなるはずです。たとえ、実際には LISP そのものをあま…