学生時代、確率の問題を解くときには、本当にこれで合っているんだろうかなどという不安な気持ちを抱えながら答え合わせをしたという記憶があるのですが、本書を通して確率の冒険をしていると、不安な気持ちが薄らぐのと同時に頭の中がどんどん整理されクリアになっていくような感覚が味わえますね。
本書は、「テトラちゃん」と「僕」との対話を通して、確率を学ぶときに疑問に思うようなところを丁寧に丁寧に扱ってくれるのがいいんでしょうね。とくに条件付き確率に対して苦手意識を払拭することができたことが大きいなと思います。
第4章は「命に関わる確率」と題されています。今年に入って、ニュース番組などで何度となく陽性、偽陽性などの言葉を耳にしてきました。問題4-1(病気の検査)を通してしっかりと学びを深め正しい知識を身に付けていくことの重要性を感じますね。
今後もいろんな場面で確率と付き合っていくことになると思うのですが、以下をしっかりと意識しておきたいと思います。
- 全体は何か
- 確率の加法定理:
- 条件付き確率:
- 確率の乗法定理:
『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』帰宅したら届いてました。週末、楽しみたいと思います♪ pic.twitter.com/Icq9A2hlmK
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(19℃) (@maehrm) 2020年11月20日
数学ガールの秘密ノート/確率の冒険 (数学ガールの秘密ノートシリーズ)
- 作者:結城 浩
- 発売日: 2020/11/21
- メディア: 単行本