ご冗談でしょう，ファインマンさん

今年になって、「クロード・シャノン」の本を読んだり、「コンピュータやインターネットの発展に貢献したイノベーター」に関する本を読んだのですが、今度は、その偉人繋がりで、ファインマン物理学という、なんだか難しい物理学があるんだなという程度の理解しかなかったファインマンさんの本を読んでみました。

本の名前は柔らかいので、あまり難しい本ではないとは思ったのですが、読んでみると、難しい話はあまりなく、ファインマンの人柄がとてもユニークで楽しく読み進めることができました。

ファインマンさんは、物理学だけに没頭したわけでもなく、とても好奇心旺盛で、興味や疑問を持ったことに対してはとことん追求する姿勢を持っていたんだなと思います。そういった姿勢がとても大切なんですね。

つい先日、2022年度に始まる新指導要領で使用する高校の教科書の検定結果についての新聞記事が出ていましたが、ファインマンさんはカリフォルニア州で使用する教科書の選定にも関わっていたんですね*1。笑いたくても笑えないような話も紹介されてましたが、ファインマンさんは全ての教科書に目を通し、子供たちが使用する教科書について真剣に検討されてたんですね。一切の妥協を許さず誠実に取り組む姿勢など、そんなところから見習いたいですね。

ファインマンさん、名前は聞いたことがあるけど…、ですが、『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)』を読み始めています。なんとなく『福翁自伝』と同じような心地よさを感じながら読み進めていますが、物理だけでなく、いろんなものに興味を持ち、しかも取り組んでいるところがすごいところだと思う
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(19℃) (@maehrm) 2021年3月24日

『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)』の中盤に差し掛かってます。ブラッドハウンドという犬が登場するので調べてみました。https://t.co/6TJMMjeMTL
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(19℃) (@maehrm) 2021年3月26日

『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)』の「二人の金庫破り」。最後、クスッと笑ってしまいましたが、あの威張りくさった大佐のようにデフォルト状態の人は多いかもしれませんね。Wifi ルーターなど初期状態のままで使っていると方はご注意を。
— ⓂⓐⓔⓗⓐⓡⓐⓂⓐⓢⓐⓗⓘⓓⓔ☁(19℃) (@maehrm) 2021年3月27日